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皮膚科へ行く前に

診察

注意点を知っておこう

現在皮膚科で最も一般的に行われているいぼの治療法は、液体窒素で患部を凍結させて取り除く方法です。いわば人工的に凍傷にして、組織を破壊するわけです。液体窒素にはウイルスの増殖を抑える作用もあると考えられます。この方法は費用も安く手軽なことがメリットですが、やけどの状態になるのでかなりの痛みを伴うことに注意が必要です。一度で完全に取り除ければ良いけれども、いぼが大きかったり数が多かったりすると、何度も同じ痛みを味わうことになるかもしれません。再発を繰り返す場合は、他の方法と組み合わせて治療するのが良いでしょう。物理的にいぼを取り除くには、専用のハサミで切り取るとか、炭酸ガスレーザーで焼き切るといった方法もあります。痛みはあっても一時的なもので、あまり気にする必要はありません。特に老人性のいぼなど、ウイルスが原因でない場合には、手軽でおすすめの方法です。また患部に薬剤を塗って削り取ったり、最近では局所免疫療法なども試みられています。ウイルス性のいぼは免疫力を高めれば治療できることから、ヨクイニンなどの内服薬を併用する場合もあります。ただし再発することも多いので、治療にはある程度の時間がかかることを心得ておきましょう。

いぼの治療方法にはいろいろありますが、健康保険が適用できるのは、主に液体窒素法と外科的に切り取る方法の2種類です。またヨクイニンの内服薬は市販されていますが、申請すれば健康保険で利用することが可能です。グルタルアルデヒドなどの薬剤を用いて腐食させたり、炭酸ガスレーザーで蒸散させたりする治療法には、保険適用を申請しても受け付けられません。患部に色素沈着を残さずキレイに治したいとか、痛みのない方法で治したいといった場合は、自費治療を選ぶ必要があります。いぼの場所や数、治療期間などを考慮し、医師と相談の上で方針を決めてください。塗り薬や貼り薬などの市販薬でいぼを治療することもできますが、効き目には個人差が大きく、誰にでも顕著な効果があるとは限りません。人間の免疫力には心理的な効果も影響するため、効くと信じて利用すれば良く効く場合があります。イボ地蔵に参拝するなどの民間療法も、まったく根拠がないわけではありません。ただし原因によっては何度も再発したり、なかなか治らなかったりすることもあるため、一度専門医の診察を受けてみることをおすすめします。特に難治性の場合は、保険の利かない特殊な方法が選択されることもあります。